よく皆さん、「起業したい」とか、「起業をします」っておっしゃいますが、そもそも「起業」って何でしょう?
というか、何をもって「起業」だと思いますか?
自分で営業をして報酬をもらったら、すでに「起業」?
それともお役所に「個人事業」の開業届を出したら「起業」?
きちんと法人として会社を興したら「起業」?
どのスタート位置で「起業」だと認識しているのかってところ、すごく大切だと思いませんか?
私がまだ一人目の子をお腹に抱えていた時、元旦那様は参勤の工場マンで月給が約25万円程度でした。
当時としては家賃が5万の家に住み、私とワンコとニャンコとお腹の子の2.5人?程度の生活でしたから、決して苦しいわけではなかったです。
ただ、自分の性格から自分の欲しいものは自分で稼いだお金で…という考えがあったため、なかなか自分のモノを買えなかった私がいました。
出産後の子育ては楽しかったけど、家に子供と二人きり。
自分のモノも買えない。
そんな毎日から過食症と拒食症を繰り返し、精神が病んでいく自分を知りました。
そこで始めたのが自宅で出来る仕事探しでした。
当時流行り始めていたのが、在宅ワープロ入力の仕事。
そこに目を付けた私はなけなしの貯金でワープロ学校へ通い、そこで在宅の仕事を見つけ、子供を横にしながらその仕事に没頭しました。
今思うと、この「在宅の仕事を請け負う」時が私の「起業」だと思います。
何だかの自分の技術をお金として換える行為をスタートした時ですね。
皆さんの中には、何だかの看板を上げて、最初は「無料」で技術を提供している方もいると思います。
そういう方からしたら看板を上げた時が「起業」になるのでしょう。
私はたまたまラッキーだったから最初から報酬を頂けましたが、今のご時世はそうではない方の方が多いかもしれません。
看板を上げる=〇〇の専門家として名前を公表するということになります。
その時点で本来なら「個人事業主」となるわけで〇〇のプロとして技術をお金に換える行為が始まるわけです。
最初はすぐにお金にならなくても、最終的には報酬というお金を頂き、利益を得て、
事業=ビジネスとして
成り立たせていかないといけません。
そしてその利益から税金を払うことで、納税という義務であり社会貢献にも繋がる行為をするわけです。
昨今「起業」がまるでトレンドのように軽く言われているように感じます。
誰でも技術をお金に換える行為をしたら「起業」みたいな感じにも取れますよね。
人によってはもっと重く考えて、組織にしないと「起業」ではないという方もいます。
0円でも株式会社が出来てしまう今ですから、「起業」の重みも様々なのかもしれませんが、昔でいうと「独り立ち」です。
人からお金をもらっても許されると認められたから「独り立ち」なんですよね。
であれば、「起業」という「独り立ち」をした以上、趣味の範囲での「無料提供」は早々に断ち切って、きちんと報酬を頂く事業活動をする心構えを作りましょう!
では、それはどうしたらいいのか?
簡単に言えば「無料提供をやめる」と決めるだけです。
そしてお金を頂く以上、絶対に成果を出すと決めて動く。
その覚悟が大事ということ。
一生懸命、お客様のために動くということです。 考えて、考えて、実践して、また考えて…。
その姿を真摯にお客様に見せることですよね。
それに文句を言うお客様なら、次回はお断りすることです。
無料提供をしている間は適当にやっても文句は言われない。
その曖昧さや楽さをやめられなかったり、ちゃんとお客様を見極めることが出来ない人が最終的にはビジネスを最後まで続けられない人です。
「起業」という独り立ちをしたのなら、次は本当の意味での「事業」をしましょう!
応援しています!
今から起業をしようとお考えのあなた!「ビジネスの設計図」を持っていますか?
人生応援団がおすすめする
「自分だけのオンラインビジネスがつくれる」無料セミナーはこちらから