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~お一人様・アラ還暦・定年女子の皆様へ~ 今のままでリタイア後の生活は本当に大丈夫?! その2

どうしたらいいのを考える

だったら、どうしたらいいのか?!ですが、

まず、「前提」として「この話を自分事として受け入れること」です。

 「自分には関係ないわ~」ではなく、今現在、たとえ順調であったとしても、このコロナ禍の時代。いつ、自分のお勤め先の状況が悪くなるかはわかりません。そのためにも「他人事」ではなく、「自分事」として捉えて下さい。

次にやっていただきたことは「家計の見直し」です。

 ご自身の収入、支出をすべて書き出し、きちんといくら入って、いくら使っているかを数字で見ることです。要は、収入と支出を見直すということですね。
 カード社会になり、なんでもクレジットや銀行引き落としされるため、実際に何にいくら使ったかがわかっていない方が非常に多いです。まずは自分のお財布の中身を見直すことからスタートです。
 ということで、今現在のあなたの周りにある、通帳や現金を引っ張り出し、いくら「収入と呼べるお金」があるのかを徹底的に調べてください。
 そして、毎月通帳から落ちているカードの明細や、通帳の明細を調べなおして「支出の明細」を作ってください。

次が「家計の断捨離」です。

 本当にこれが必要か?を考えることです。なくても生きていけるのなら、支払う必要はないはず。もっとコンパクトなものでもいいなら、金額を下げることも可能です。特に保険類、通信費はちゃんと比較をして、もっと低額でいいサービスのものがあるのなら乗り換えることをお勧めします。

そして、生きていくのに最低、いくら必要かを出してください。
そこから、貯蓄に回せるお金がいくらあるかを検証してください。そしてそのお金に賢く働いてもらいましょう。

 とにかく、お金を残す必要があるわけですから、収入-支出=0ではお話になりません。今現在、本当に必要なものだけで生きる、必要最低限の生活水準をちゃんと理解することが必須です。そこから残るお金は必ずあるはずです。
 残ったお金は賢く運用し、お金を働かせて増やしましょう。
 その点については私の方でもアドバイス、サポートいたします。

それでも貯蓄に回すお金がないということは、収入が足らない赤字生活なのです!
今すぐ収入を作る必要があります!

 副業でもう一本の収入の柱を作る必要があります。
 在宅なり、休日なり、時間を有効に使って収入を増やしましょう。
 こちらについても、必要な方はアドバイス、サポートいたします。

最後に老後シュミレーションです。

 家計を断捨離して、本当にご自身が老後の生活必要なものを決めて、毎月いくらのお金が必要かを調べてみるといいでしょう。
 下記は参考に私の数字でシュミレーションしています。アラカン・お一人様女子で、定年女子になった65歳を目安に行います。
 ちなみに、簡単な支出として、

◎必須の生活費(月あたり) → 150,000円
 1.家賃・住宅ローン  80,000円
 2.電気代       7,000円
 3.ガス代       4,000円
 4.水道代       2,000円
 5.食費       1,200円×30日=36,000円
 6.通信費(固定・スマホ・ネット等) 15,000円
 7.被服費      3,000円
 8.生活日用費    3,000円

◎その他の生活費(月あたり) → 41,000円
 9.テレビ・新聞代  3,000円
 10.車代      10,000円(70歳まで)
 11.医療費      5,000円
 12.娯楽費     10,000円 
 13.交際費     15,000円
 14.保険代      5,000円
 15.その他(ペット・教育費等)3,000円

◎必須の生活費+◎その他の生活費=合計 191,000円

 昨今の日本人の平均寿命が、男性 81歳、女性 87歳ですが、毎年延びてます。「人生80年」という考え方はもう古いかもしれません。
 むしろ90歳くらいまでは寿命として想定しておいた方がよいでしょう。

 合計 月 191,000円 × 12か月 × 90歳までの25年 
     = 必要な老後資金 57,300,000円

ってことになりますね。

びっくりですよね!
2,000万円どころか、月19万円生活しても、65歳定年後の平均寿命90歳までに、約6,000万円かかります!!

 これは「あなただから!」と言われてしまってはいけないので、調査されたものもありますからお見せいたしますね。
 こちらは60歳以上方のデータになりますので、社会保険料が入っている状況になります。

 このように私のように19万まではいかないにしても、大体の平均として月に16万ほどはかかるのです。
 今現在の生活費とあまり変わらない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

さて、それなら年金があるのでは?!という方のための参考資料です。 
こちらは厚生年金の場合の現在の年金受給者の年代別の平均です。
国民年金の場合なら平均的な受給月額は約5万5千円です。
これもご自身のシュミレーションの参考にしてください。

私の場合、年金がちゃんと死ぬまでの90歳までの25年間、145,000円づついただけたとしても、毎月5万円はマイナスですから、
 145,000円 × 12か月 × 25年 = 43,500,000円-57,300,000円 = 13,800,000円

ということで、年金がちゃんと死ぬまで満額いただけても、1,400万円かかります!!
やはり、本当に2,000万円は必要だけど、満額保障はないでしょう!

だからこそ、自分で用意しないとダメなんです!!

 いかがでしょうか?
 ご自身の課題、見つかりましたか?!
 私自身もお一人様女子で、アラカン女子ですから、本当に他人事ではありません。そのために、すでに対策も打ち始めました。

「あなたはいいわよね~!!」という声が聞こえてきそうなのですが、ご安心ください!!
ここで、この不安だらけな状況を打破する方法があります!!

その方法は次回お話しします。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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